「脱 使い捨て文化!」に向けて
吉田(安曇野ケンさん)と申します
興味のある方はお読みください。
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使い捨て
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あまり好きな言葉でないのですが
最近、家を考えるにあたって
ゾッとして・・・
思うところがあり、少し書きます。
私達の周りには、
使い捨て商品が溢れている事に
つくづく思い知らされました。
我が家の末っ子・・もうすぐ2歳児ですが、
オムツをしております。
親の考えで、使い捨てで良いとして今までやってきたことが
もしかして、すべてものの使い捨てに繋がっていたとしたら・・
子供達は、使い捨ての生活を普通のものと感じるし、それ以外は
面倒なものになってしまう・・・
(オムツを眺めながら、悩み続けた・・・)
そんな考えが、積み重ねられ、
「家も、買い換えればいいじゃん!」・・・
「マンションや住宅は、投機目的で!」・・・
そういった意識にまで結びついているんじゃ?!
冗談じゃない!!
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・・・と
本気でゾッとしました・・・
今、洞爺湖サミットを前に、日本は環境について、方向性を
世界に示さなければならない状況下にあることは周知の事と思います。
そういった中、建築士にできる事は何であろう?
■建物の長寿命化
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福田総理、冬柴高国交大臣も言われている200年住宅への
取り組みも話題になったところと思います。
携帯電話も使い捨てから、長く使うように、建物も長く
使うのは当然の世の中になってきています。
長寿命化することは、CO2削減に寄与することは、間違いない。
■ マイレージを意識した材料の選択
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できるだけ、近くにあるものをでいいものを採用する。
安くていいけど、外国のものはNG・・と、できる限り
選択をしたい。
これからは、欠かせない意識だと思います。
■ 環境に負荷の少ない材料の選択
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廃棄を考えた材料の選択、超長寿命の材料の選択、
温熱環境の優れた製品・材料の選択など、考えられるが
この選択が非常に難しい。
■ できるだけ維持管理費のかからないもの
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光熱費、建物のメンテナンスなど維持管理費を
抑えられる設計意識が求められる。
上記の幾つかはそれに該当すると思う。
■究極のCO2削減
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建物に係る究極のCO2削減は、オール電化+太陽光発電と
某電気会社が言っていました。
オール電化だけでは、CO2削減6%は難しいようです。
発電がキーワードのようでした。
上記の環境負荷提言に向けた取り組みが、国も含め
皆で進める時期にさしかかってきている
「脱 使い捨て文化!」に向けて
私達は、ヨーロッパのような、長く物を
大切に使う心をもう一度見直す事を
求められている。
「もったいない」
まさにその心であろう!
最後まで読まれた方に、感謝です。