■「イギリス研修」後編!
イギリス研修の後編
ホテルの内装と食事
(以下ビルズレーマナーホテルの案内より抜粋)
Soak up the history.(歴史に浸る)
ビルズレーマナーホテルでは、歴史あることを最も誇りに思っています。ですから、この歴史ある建物を、
十分に味わってください。そして、必ずlibraryをちょっとでも覗いてください!そこは、シェイクスピアが
「お気に召すまま」を執筆した場所であり、きっとあなたは、もっと好きになるでしょう。・・・
ホテルは、それは素晴らしい内装で、内壁は板張りが多く、凝った装飾をした暖炉と、シンプルな暖炉、
美しい階段や、食事のお部屋のシャンデリアなど、どれも、古く、歴史あるからこそ醸し出される、
美しさに圧倒されました。
また、「イギリスの食事はおいしくないよ」と聞かされてきたところ、全く違いました。
現在のイギリスは、EUの影響もあるのでしょうが、どこで食べても、本当においしかったです。
特に、マナーホテルでの夕食は、地産地消といった、地方ならではの立地を生かし、地元の新鮮な野菜を
使い、またスタイリッシュなお料理の数々は、見た目の美しさと、美味しさが素晴らしいものでした。
近年イギリスでは、オーガニックブームで、今回は行かれませんでしたが、有機野菜農園ファーム
ショップ&カフェなどがとても人気だとか。
そして、イギリスで美味しかったのが「Cream Tea」と呼ばれる、スコーンにクロテッド
クリームとイチゴジャムそして紅茶を一緒に頂くセットです。
これは、日本では見たことないくらい大きなスコーンにたっぷりクリームと、ミルクティーを頂くの
ですが、以外にもさらっとしていて、甘すぎず、こってりもしすぎていないので、ペロリと頂ける
おいしさでした。
ロンドン市内
最後は、ロンドン市内を1日観光しました。主に、英国王室ゆかりのイングリッシュガーデンを見ました。
ケンジントンガーデンズで典型的なイングリッシュガーデンを見学後、歩いてV&A(ヴィクトリア&アルバート)美術館へ。
ここのモリスルームというカフェは、内装をウィリアム・モリスが手掛けたことで有名で、本当に美しいカフェでした。
壁のデザイン、天井のデザインがモリスらしく、若干暗めなのも良かったです。ケーキも紅茶も美味しく、
やはり、古い建物に超近代的な部分と古さを生かした部分が共存していました。
また、ここでは、ウィリアム・モリスのデザインのカップやバックなどお洒落で実用的なお土産が沢山売っていました。
美術館、博物館が無料というのも、イギリスの文化が高いなと感じました。
今回は時間がなかったので、タクシーをひろって、バッキンガム宮殿~ウエストミンスター寺院~国会議事堂(ビックベンは修復中だった)
驚いたのが、ロンドン市内はプリウスがいっぱい。それと、タクシーは電気自動車が多く、ほとんどカード支払いできるので、とても楽でした。
排気ガスの規制がロンドン市内はとても厳しいそうで、税金の関係から、排気ガスを出さない車にした方が得ということで、
電気自動車にシフトしているそうです。
午後は大英博物館をあきらめて、バラマーケットでいろんなものを食べ歩き。
移民の受け入れからもあるのでしょうが、世界各国いろいろな人種の方が、国の自慢のお料理の屋台が
ずらずら―と並べていました。ピザや、カレー、スイカジュースなど頂きました。
電車の高架下を使って、屋台がいっぱいの雰囲気は、どこかアジアっぽい感じもしましたが、テントの色が
グリーンで統一されているあたりが、イギリスっぽかったです。
また、ロンドンは、今お酒の「ジン」が大ブームだそうで、いろいろなハーブをブレンドした沢山のジンが
作られているそうです。コッツウォルズの名産のラベンダーのジンもあるそうですが、さすがに、
ゆっくりお酒を飲む時間はありませんでした。
いつか、また、もう一度来たい、と心から思うイギリスです。(終わり)
吉田美穂